毎年若い経営者によくある相談が
「自信をもって始めたビジネスなのに、今一つ伸び悩んでいる。」です。
こういったケースは、その大半がポテンシャルの高い商材やサービスを
持っているのですが、なかなかブレイクするきっかけをつかめないでいます。
こういった症状がでている経営者に対して、カウンセリングを実施すると、
ほとんどの場合、やりたいことが頭の中にしっかりあるのですが、
顧客や取引先など、周りの意見を参考にして試行錯誤をしていくうちに、
当初のイメージからずれて「エッジ」が甘くなっていたりします。
簡単に言うと、目先の取引を大切にするあまり、
いつしか本来の目的を外れてしまっていることが多いのです。
なので、
何のために独立したのか?
ビジネスを通じて何を実現したいのか?
という、シンプルな問いかけに始まり、5~8回くらいの期間をかけて、
じっくり話していくことで、やってきたこと、考えていることを全部引き出します。
そして、頭の中を整理できるようビジネスツールを使って、
ビジュアル化してあげたりしています。
こうして、やりたい事がスッキリと紙の上に文章や図式になっていくと、
今やるべきことや、先回りして考えておくべきことなど、優先順位がわかってくるのです。
その後、毎日のビジネスに張り合いが出ることはもちろん、
副次的な効果として、いままでうまく伝えることが出来なかった、
取引先やスタッフとのコミュニケーションにまで改善が及び、
あなたのために何をなすべきか? がわかってもらえるため、
目に見えるほど周りの動きも変わっていくものです。
これまでの経験から、これらが明確になればなるほど、
詳細まで詰めれば詰めるほど、この効果が高くなる傾向になることが判っています。
何のために、事業を行うのか?
自信に迷いが生じたときは、少し歩みを止めてでも、
自分のビジョンを大切にしてくださいね。
□この悩みに対応するソリューション
専門家派遣 公的支援による経営診断/課題解決ソリューション
ソロビズ創業相談 創業期のビジネスコミュニティ&トレーニング